光の海

佐藤勝利くんが好きです。岩本照くんに落ちそうです。

映画『ハルチカ』

自担である佐藤勝利くんの初主演映画、『ハルチカ』を観ました。

遅くなりましたが、感想を書いておきたいと思います。

 

とにかく、感動した。こんな素敵な作品と勝利くんが出会うことができて、初主演映画として演技をさせていただいて、良かったなあと思った。(お前誰ポジ)それが大きいです。笑

 

また、おもしろい点として、

①幼い頃はチビでやせで泣き虫だったハルタ

→ソロ演奏やハルタを無理に部活に誘った責任を感じたチカが夜の港で泣いているシーンで自分の気持ちを伝えようとする、学校へ行くバスの中で部活に来ないチカに揺れを利用してわざとぶつかる、授業中の演奏は内申書に響くから絶対にしないと言っていたがボイコットして演奏を始める…

特に、わざわざ言わなくても良いですが、夜の港のシーンで『…朝練、一緒に頑張ろ?』とチカを抱きしめるシーンったら!あそこは流れ的に告白が来ると思いますよね??それが朝練なんですよ!!ハルタが必死で伝えようと選んだ言葉が朝練なんですよ!!!なんや、たったの朝練かいっ、とツッコんだ方、(いないと思いますが)それで良いんですよ!!朝練という言葉がハルタの性格やハルタらしい言葉選びを表現していると思います。

 

②チカと宮本くんの関係

野球ができなくなった宮本くんをチカがサックスを吹かないかと説得します。その時はきっと宮本くんはなんだこいつ、うぜぇと思っていたと思います。(あくまで想像です)しかし、その後宮本くんは、チカに直接入部を申し入れ、サックス担当となります。そのあたりから宮本くんの位置や目線に注目してみると、さりげなくチカの隣にいて、なんとなくチカに目線を送っているように感じました。

そこで、おっとこれは、、?と思いつつも特に何の展開もなく過ぎ去ります。これは映画を観る人それぞれの想像に任せるということなんでしょうか、きっとそうでしょう。(監督もそう言っていた気が…)とにかく、想像に任せるという、おもしろい作品だと思いました。

 

③コンクールでのチカのソロパート失敗

ハッピーエンドにするなら、挫折を乗り越えたチカが練習を重ね、ソロパートが成功し、コンクールで金賞でも良かったはずです。しかし、ソロパートは失敗、金賞は受賞できませんでした。

だからこそ、その後のハルタが授業をボイコットして演奏を始めるシーンが、チカのための行動として引き立つのだと思います。授業中の演奏はチカのソロパートが成功するまでやり直されます。失敗しても良いんだよというメッセージを表現しているのだと思います。

 

以上が私の主な感想です。大した映画の知識もない素人のただの感想文です。他の方はもっと色んなことを気づいていたり知っていたりするのでしょうが、私はこれくらいしか言葉にできません…日本語力と表現力、磨きます。